本日は「大人のための中学文法おさらいサークル」初日でした。
ファンファンイングリッシュの「笑顔のお花の魔女」Mimi先生です♡
サークルはレッスンに通ってくださっている生徒様やそのご家族は無料で受講していただいております。
サークルの前日に作ったテキスト。
「大人のための」サークルなので点数を取るのが目的ではないんです。
ほんとうに「通じるため」の文法講座。だから細かい文法は忘れてしまってOK OK♡
そこを前提にした文法講座でした。
小さなお子様やあかちゃんも一緒♡
始終和やかな空気の中、授業がすすめられました(*´艸`*)
講座の中でもお伝えしたのですが、
私たちが「英語を学ぶ理由」です。それは単に英語を話せたら海外で困らないから、とか資格を取れたら就職に有利だとか
そんな理由ではないと思うんです。
本日の講座でも出てきた内容なのですが、
日本語にはいちいち訳出しない
「a/an(1という意味です)」や
「some(いくらか、いくつかの、という意味です)」
「複数形のs(あえて日本語に訳すなら~達~ら、といったところでしょうか)」は
英語独特の表現ですね。
日本人の感覚としてはそこが「1」だろうが「2個以上」だろうが構わないわけです。
数が問題じゃない。
でも英語はそれが「どのくらいの量」なのか、を気にする言語だということになります。
言語は文化。その言葉を話す人たちの感覚のなかに「量を気にする気持ち」があるからその言葉になっている、といえますね。
もしかしたら日本人は「1だろうが100だろうがそう気にしない」という考え方があるのかもしれません。
たとえばアラスカに住むイヌイットの人たちの文化には雪がつきもの。
雪の色を表す言葉がものすごくたくさんあるのだそうです。同じ「白」でもいろんなニュアンスがあるのでしょうね。
牛が重要な文化なら牛の種類を表す言葉がたくさんあるわけで、
反対に時間の流れをさして気にしない文化の人は過去形や未来形などもあいまいだと聞きました。
このように文化は言葉に密接な関係があるのです。
私たち日本人は他国の人とあまり交わらずに生きてきました。
だからこそ「日本の常識」というものが日本人だけのもの、ということに気が付きにくい傾向にあります。
他の国の言語を学ぶことにより、他の国の考え方を知り、自国の考え方と比較、分析できる能力が高まるのだと思うのです。
自国(自分)の文化(考え方)と比較、分析できるようになることでどんな効果が生まれるか。
それはちょっとしたことで落ち込まなくなる、ということです。狭い、狭い考え方しかなければ追い詰められてしまうこともあるでしょう。
ところが「色んな考えがあるのだな」とわかったとたん、心が軽くなるものです。
世の中では若年層の自殺が報じられることがあります。
大人が「この世にはいろんな考え方がある・この世は広い・いろんな将来があるんだ」という考えを持っていたらどうでしょう?
きっとそんな明るい、肩の力の抜けた大人が増えたらもっと子供たちにとって生きやすくなるんじゃないかな、と思うのです。
そして子供たち自身、英語を学ぶことで視野を広げることができるので
ちょっとした自分たちの世界のいざこざに巻き込まれにくくなるんだと思うのです。
英語教育が子供たちやおとなのココロを広くするきっかけになると
私は信じています(^^)
から揚げ屋さんにランチを買いにいったらテントウムシ!かわいい!かわいい♡